【25年最新】料金がここまで違う!GMO・DMM・レゾナンス徹底比較|人気バーチャルオフィスTOP3

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DMM・GMO・レゾナンス、人気だけどどこにすればいいか迷う!」「契約条件まで細かく比較されてる情報が見たい!」「それぞれの料金シミュレーションを一覧で見比べたいな

そんな方に向けて、バーチャルオフィス人気3社を徹底比較しました。

バーチャルオフィスの利用者は年々増えており、副業やネットショップ、フリーランスから法人登記まで幅広いニーズに対応しています。
中でも人気の高い GMOオフィスサポートDMMバーチャルオフィスレゾナンス の3社は、料金の安さ・運営の安心感・サービスの充実度で多くの利用者に支持されてきましたが、近年それぞれ違った魅力も打ち出しています。

この記事では、多くの方が重視する「料金」「各種サービス内容」「契約の柔軟性」などを軸に、3社を徹底比較
それぞれの近年の動向や「具体的な年間費用シミュレーション」も踏まえながら、「どんな人におすすめか」わかりやすく解説していきます!
最後にはきっとあなたに合う一社が見つかるはず。

ここ数年で各社ともプランの見直し拠点の拡充など変化が起きていますので、新しい情報でしっかり比較していきます!

目次

GMOバーチャルオフィス・DMMオフィスサポート・レゾナンス|人気バーチャルオフィス3社の概要とプラン・サービス比較表

まずは、人気バーチャルオフィス3社の概要と、各社のプラン・各種サービス内容を一覧でご紹介します。
3社の比較表 から見たい方はこちらからどうぞ!)

バーチャルオフィス人気3社の特徴を整理

GMOオフィスサポート|業界最安クラスの価格と全国拠点が魅力

東証プライム上場のGMOグループが運営する、信頼性の高いバーチャルオフィス。
2021年にサービスを開始した比較的新しいブランドながら、月額660円〜という業界最安水準の料金設定と、グループ企業との強力な連携体制を活かし、すでに多くの利用者から支持を集めています。
必要な機能だけを選べるシンプルかつ柔軟な料金プランも魅力で、副業や個人事業から法人設立まで、幅広いニーズに対応しています。

DMMバーチャルオフィス|好立地好物件と革新的なサービス

IT系大手・DMMグループが運営する信頼性の高いバーチャルオフィス。
こちらも月額660円〜という最低業界最安水準の価格で、一等地かつ築浅物件の住所が利用できます。全国主要都市に加え、近年では北は札幌、南は沖縄まで拠点を拡大し、幅広いニーズに対応。
スマホひとつで郵便物の確認や各種手続きができる利便性の高い会員サイトも特長です。
迅速な問い合わせ対応と、法人口座開設の豊富な実績から、個人事業主・フリーランス・スタートアップにも選ばれています。

レゾナンス|都心一等地+会議室・有人受付で信頼性◎

月額990円から利用可能な、法人登記対応のバーチャルオフィスサービスです。
業界大手であり老舗の株式会社ゼニスが運営し、利用社数は14,000社を超える実績を誇ります。
東京都内や横浜の一等地を中心に、有人受付や会議室付きの拠点を構え、電話応対や郵便物の内容をすぐに確認できる会員サイトも提供。
さらに、ホームページ作成・銀行口座紹介・法人クレジットカード紹介・『スマホde会社設立』アプリなど、起業時に役立つ付帯サービスも充実しています。
初期費用を抑えつつスムーズにビジネスを立ち上げたい個人事業主やスタートアップに人気です。

人気3社の料金とサービスを一覧表で比較

3社の料金・登記の可否・郵便転送などの主要項目を一覧表で比較します。
サービスの全体像をつかむために、まずは各社の基本的な違いをざっくり把握しておきましょう。

赤文字が「郵便転送」と「法人登記」が可能なビジネス向けプランです。

スクロールできます
会社名GMOオフィスサポートDMMバーチャルオフィスレゾナンス
初期費用無料入会金 5,500円約5,500円
+デポジット1,000円
(キャンペーンで0円もあり)
提供プラン

月額料金
・転送なしプラン 660円
・月1転送プラン 1,650円
・隔週転送プラン 2,200円
・週1転送プラン 2,750円
・ミニマムプラン 660円
・ベーシックプラン 2,530円
・月1回転送プラン 990円
・週1回転送プラン 1,650円
法人登記可能(転送なしプラン以外)可能(ベーシックプランのみ)全プランで可能
郵便転送転送なしプラン以外可能

150g/回まで転送料無料
・150g以上440円/回~
・それ以上は実費
・ミニマムプランは転送不可
(返品や税金関連書類のみ可)

・ベーシックプランは週1転送
(『転送カスタマイズ』で調整可)
・150gまで330円/回
・500gまで550円/回
全プラン転送可能

・100gまで300円/回
・150gまで450円/回
・250gまで500円/回
郵便転送
周辺サービス
・LINEで通知(無料)
・破棄指示無料
・写真通知はOP(1,100円/月)
・即時転送550円/回
LINEで写真付き通知(無料)
・破棄指示無料
・即時転送(440円/回)
メールで写真付き通知(無料)
・破棄指示無料
・即時転送(500円/回)
来店受取り来店受け取り一部可能
(渋谷、梅田、博多のみ)
来店受け取り一部可能
(銀座、横浜、名古屋のみ)
全店舗来店受け取り可能
(月1転送プランのみ不可)
拠点数
立地
全国18拠点
東京中心+主要都市
(ビジネス一等地)
全国13拠点
札幌から沖縄までの主要都市
(いずれも築浅物件・好立地)
東京近郊11拠点
(ビジネス一等地)
会議室有無一部会議室・ワークスペース有
(渋谷、三軒茶屋、博多のみ)
一部会議室あり
(横浜、名古屋のみ)
全拠点会議室あり
(渋谷駅前店コワーク有)
電話サービスサービスなし
(提携サービス紹介あり)
・固定電話セット(2,200円/月)
・AI秘書自動応答電話(1,650円/月)
・電話転送(2,200円/月)
・電話秘書代行(4,400円/月)
その他
その他
サービス
・基本はスタッフ常駐なし
・提携グループ銀行あり
(口座開設しやすい)
その他多数の提携サービス
・ビジネス支援オプション
全拠点にスタッフ常駐
・使いやすい会員サイト
・法人口座設立支援
・HP作成サービス(有料)
・電話相談可能
・全拠点有人受付
・起業支援アプリ有
・会員限定交流会
・プライベートロッカー(有料)
・電話関連サービス豊富
契約期間年間契約のみ単月/半月/年間契約可能基本は年間契約
(週1転送プランのみ半年契約も可)
支払い方法クレジットカード払いのみクレジットカード払いのみクレジットカード、銀行振込、来店時に現金またはQRコード払い(PayPay・auPay)可能
登録できる
屋号
個人利用:屋号1つと個人名1つ
法人利用:法人名と屋号1つ
個人利用:屋号1つと個人名1つ
法人利用:法人名と屋号1つ
個人利用:屋号1つと個人名1つ
法人利用:法人名と屋号1つ
屋号の追加
(1つ追加の料金)
1,650円/月1,650円/月・月1転送プラン 990円/月
・週1転送プラン 1,650円/月
(3つまで追加可能)
運営母体GMOグループDMM.comゼニス社
会社名GMOオフィスサポートDMMバーチャルオフィスレゾナンス
スクロールできます
会社名GMOオフィスサポートDMMバーチャルオフィスレゾナンス
初期費用無料入会金 5,500円約5,500円+デポジット1,000円
(キャンペーンで0円もあり)
提供プラン

月額料金
・転送なしプラン 660円
・月1転送プラン 1,650円
・隔週転送プラン 2,200円
・週1転送プラン 2,750円
・ミニマムプラン 660円
・ベーシックプラン 2,530円
・月1回転送プラン 990円
・週1回転送プラン 1,650円
法人登記可能(転送なしプラン以外)可能(ベーシックプランのみ)全プランで可能
郵便転送転送なしプラン以外可能

150g/回まで転送料無料
・150g以上440円/回~
・それ以上は実費
・ミニマムプランは転送不可
(返品や税金関連書類のみ可)

・ベーシックプランは週1転送
(『転送カスタマイズ』で調整可)
・150gまで330円/回
・500gまで550円/回
全プラン転送可能

・100gまで300円/回
・150gまで450円/回
・250gまで500円/回
郵便転送
周辺サービス
・LINEで通知(無料)
・破棄指示無料
・写真通知はOP(1,100円/月)
・即時転送550円/回
LINEで写真付き通知(無料)
・破棄指示無料
・即時転送(440円/回)
メールで写真付き通知(無料)
・破棄指示無料
・即時転送(500円/回)
来店受け取り来店受け取り一部可能
(渋谷、梅田、博多のみ)
来店受け取り一部可能
(銀座、横浜、名古屋のみ)
全店舗来店受け取り可能
(月1転送プランのみ不可)
拠点数
立地
全国18拠点
東京中心+主要都市
(ビジネス一等地)
全国13拠点
札幌から沖縄までの主要都市
(いずれも築浅物件・好立地)
東京近郊11拠点
(ビジネス一等地)
会議室有無一部会議室・ワークスペース有
(渋谷、三軒茶屋、博多のみ)
一部会議室あり
(横浜、名古屋のみ)
全拠点会議室あり
(渋谷駅前店コワーク有)
電話サービスサービスなし
(提携サービス紹介あり)
・固定電話セット(2,200円/月)
・AI秘書自動応答電話(1,650円/月)
・電話転送(2,200円/月)
・電話秘書代行(4,400円/月)
その他
その他
サービス
・基本はスタッフ常駐なし
・提携グループ銀行あり
(口座開設しやすい)
その他多数の提携サービス
・ビジネス支援オプション
全拠点にスタッフ常駐
・使いやすい会員サイト
・法人口座設立支援
・HP作成サービス(有料)
・電話相談可能
・全拠点有人受付
・起業支援アプリ有
・会員限定交流会
・プライベートロッカー(有料)
・電話関連サービス豊富
契約期間年間契約のみ単月/半月/年間契約可能基本は年間契約
(週1転送プランのみ半年契約も可)
支払い方法クレジットカード払いのみクレジットカード払いのみクレジットカード、銀行振込、
来店時に現金またはQRコード払い(PayPay・auPay)可能
登録できる
屋号
個人利用:屋号1つと個人名1つ
法人利用:法人名と屋号1つ
個人利用:屋号1つと個人名1つ
法人利用:法人名と屋号1つ
個人利用:屋号1つと個人名1つ
法人利用:法人名と屋号1つ
屋号の追加
(1つ追加の料金)
1,650円/月1,650円/月・月1転送プラン 990円/月
・週1転送プラン 1,650円/月
(3つまで追加可能)
運営母体GMOグループDMM.comゼニス社
会社名GMOオフィスサポートDMMバーチャルオフィスレゾナンス

各社の料金やサービス内容を一覧で見比べてみると、以下のような違いがあります。

GMOオフィスサポート
必要なサービスだけを安く選べる細かなプラン設計が特徴。
小ロットなら郵便転送が無料で、拠点は東京近郊が多いものの全国主要都市から選べます。

DMMバーチャルオフィス
プランは「住所貸し」と「ビジネス用途」に明確に分かれます。
全店舗有人かつ、転送間隔の自由設定AI電話応答など他社にない機能を備えています。

レゾナンス
東京都心の一等地住所に加え、全拠点に有人受付と会議室を併設。
ビジネス用途での利便性も高く、郵便転送+登記可能なプランでは最安クラスです。

このように、同じバーチャルオフィスでも各社が強みとしている部分は少しずつ異なります。
次の章では、料金やサービス内容、使い勝手や強みなどを、項目ごとにより詳しく比較していきましょう。

3社のポイントごとの詳細比較|プラン・料金・拠点・会議室・郵便転送・契約期間・年間料金シミュレーションなど

ここからは、より詳しい情報を加えて、具体的な3社のポイント比較を行います。

サービスプランと料金の比較

バーチャルオフィスを選ぶ際、まず注目すべきは月額料金とプランの柔軟さです。
赤文字は「郵便転送あり+法人登記可能」なプランです。)

スクロールできます
会社名GMOオフィスサポートDMMバーチャルオフィスレゾナンス
初期費用無料入会金 5,500円約5,500円+デポジット1,000円
(キャンペーンで0円もあり)
提供プラン

月額料金
・転送なしプラン 660円
・月1転送プラン 1,650円
・隔週転送プラン 2,200円
・週1転送プラン 2,750円
・ミニマムプラン 660円
・ベーシックプラン 2,530円
・月1回転送プラン 990円
・週1回転送プラン 1,650円
法人登記可能(転送なしプラン以外)可能(ベーシックプランのみ)全プランで可能
スクロールできます
会社名GMOオフィスサポートDMMバーチャルオフィスレゾナンス
初期費用無料入会金 5,500円約5,500円
+デポジット1,000円
(キャンペーンで0円もあり)
提供プラン

月額料金
・転送なしプラン 660円
・月1転送プラン 1,650円
・隔週転送プラン 2,200円
・週1転送プラン 2,750円
・ミニマムプラン 660円
・ベーシックプラン 2,530円
・月1回転送プラン 990円
・週1回転送プラン 1,650円
法人登記可能(転送なしプラン以外)可能(ベーシックプランのみ)全プランで可能

まず、GMOオフィスサポートDMMバーチャルオフィスには、副業やネットショップのように『住所だけ必要』という人向けのライトプランがあります。料金は同じですが、次の点で違いがあります。

  • DMM … 郵便転送なしプランでも、返送品などは転送対応してくれる。思わぬ郵便物が届く可能性がある人には安心。
  • GMO … 入会金が無料という点は大きなメリット。ただし、郵便物が届いた場合は受け取り拒否となり、転送はされない。

つまり、ライトプラン利用時には『郵便物が届く可能性があるかどうか』が、GMOとDMMを選ぶ際の大きな分かれ道になります。

次に、法人登記と郵便転送を前提に「ビジネス用途のプランで3社を比較すると、郵便転送の頻度によって料金差がはっきり現れます。

  • GMOは郵便転送の間隔ごとに細かくプランが分かれており、無駄なく選びやすい仕組み。さらに入会金無料なので、初期費用でも差が出ます。

  • DMM転送頻度を自由にカスタマイズ可能ですが、最低でもベーシックプラン(2,530円)からのスタートになります。

  • レゾナンスは、週1転送・月1転送ともに業界最安水準。月額料金でみるとコスト面での魅力が大きいです。

※なお、レゾナンスは入会金無料キャンペーンなどをよく行っており、その場合はGMOと同じ条件で利用可能です。

まとめると

・GMO…郵便転送の間隔ごとに細かくプランが分かれており、無駄なく選びやすい仕組み。さらに入会金無料なので、初期費用をできるだけ抑えたい人におすすめです。

DMM…転送頻度を無料で自由にカスタマイズ可能。ただし最低でもベーシックプラン(2,530円)からの利用になるため、料金よりも柔軟性を重視する人におすすめです。

レゾナンス…週1転送・月1転送ともに業界最安水準。コストを抑えつつ郵便もきちんと受け取りたい人に向きます。

3社の利用可能拠点と独自拠点一覧

次に、比較3社の「利用可能拠点」と、「それぞれの会社のみが提供している地域」をまとめました。
利用したい地域が決まっている方は、この一覧を参考にすると検討するべき会社をぎゅっと絞り込むことができます。

会社利用可能拠点他2社には無い独自拠点
GMO全国18拠点
東京(渋谷、恵比寿、新宿、銀座、青山、六本木、秋葉原、三軒茶屋、池袋、目黒)、横浜、名古屋、大阪梅田、心斎橋、京都、神戸、博多、福岡天神
六本木、三軒茶屋、池袋、目黒、心斎橋、神戸、博多
DMM全国13拠点
札幌、仙台、東京(銀座、渋谷、恵比寿、青山)、横浜、名古屋、大阪梅田、京都、福岡天神、沖縄
札幌、仙台、沖縄
レゾナンス⇒東京近郊11拠点
東京(青山、新橋、銀座、日本橋、渋谷×2、恵比寿、新宿、秋葉原、浜松町)、横浜
新橋、日本橋、浜松町
スクロールできます
会社利用可能拠点他2社には無い独自拠点
GMO全国18拠点
東京(渋谷、恵比寿、新宿、銀座、青山、六本木、秋葉原、三軒茶屋、池袋、目黒)、横浜、名古屋、大阪梅田、心斎橋、京都、神戸、博多、福岡天神
六本木、三軒茶屋、池袋、目黒、心斎橋、神戸、博多
DMM全国13拠点
札幌、仙台、東京(銀座、渋谷、恵比寿、青山)、横浜、名古屋、大阪梅田、京都、福岡天神、沖縄
札幌、仙台、沖縄
レゾナンス⇒東京近郊11拠点
東京(青山、新橋、銀座、日本橋、渋谷×2、恵比寿、新宿、秋葉原、浜松町)、横浜
新橋、日本橋、浜松町

・GMOは現在利用可能拠点数が最も多いですが、内訳としては半分ほどが東京都内近郊で、あとは本州の主要都市が中心です。神戸や博多など一部の地域は、GMOのみで利用可能です。

DMMは近年全国的に拠点を拡大しており、北海道から沖縄まで幅広く利用できます。特に札幌や沖縄の拠点を希望する場合は、DMMのみが選択肢となります。

レゾナンスは近年拠点数の増加はあるものの、依然として東京近郊に集中しています。東京での利用を検討する方にとっては、『ビジネス利用で最安価格帯』のレゾナンスが非常に有力な選択肢となりそうです。

 ● GMOオフィスサポートの提供物件

GMO

 ● DMMバーチャルオフィスの提供物件(イメージ)

DMMバーチャルオフィス

バーチャルオフィスだと気付かれにくい」のは?

きになるメモ

住所レンタルの際、少し気になるのが「バーチャルオフィスだと分かってしまわないか」という点ですよね。
この点を比較すると、

  • GMO:全拠点の住所や物件情報が番地や画像までHP上に公開されている
  • DMM/レゾナンス:拠点の住所は町名までの公開にとどまり、番地や物件名は契約後に確認できる

という違いがあります。

もっとも、このご時世どのオフィスであっても、調べればある程度「バーチャルオフィスだ」と分かってしまう可能性はあります。
ただそれによって取引や日常業務に大きな支障が出るケースは多くなく、「信用金庫などからの融資」や「業種による規制」が関わらない限り、過度に心配する必要はありません。

会議室の利用と有人店舗の有無の比較

【最新】料金がここまで違う!DMM・GMO・レゾナンス徹底比較|人気バーチャルオフィスTOP3

前項に関連して、利用可能拠点に「会議室があるか」「店舗にスタッフが常駐しているか」を見ていきます。

「顧客や仕事仲間との打ち合わせがある」「住所に顧客来店の可能性がある」、このような場合は特に、この項目が重要になります。

上と同じ表を利用し、会議室がある拠点は赤字表記有人店舗には下線を引いています。

会社利用可能拠点
GMO会議室併設3店舗・有人店舗なし
東京(渋谷、恵比寿、新宿、銀座、青山、六本木、秋葉原、三軒茶屋、池袋、目黒)、横浜、名古屋、大阪梅田、心斎橋、京都、神戸、博多、福岡天神
DMM会議室併設2店舗・全拠点有人店舗
札幌仙台、東京(銀座渋谷恵比寿青山)、横浜名古屋大阪梅田京都福岡天神沖縄
レゾナンス⇒全拠点会議室併設有人店舗
東京(青山新橋銀座日本橋渋谷×2恵比寿新宿秋葉原浜松町横浜
会社利用可能拠点
GMO会議室併設3店舗・有人店舗なし
東京(渋谷、恵比寿、新宿、銀座、青山、六本木、秋葉原、三軒茶屋、池袋、目黒)、横浜、名古屋、大阪梅田、心斎橋、京都、神戸、博多、福岡天神
DMM会議室併設2店舗・全拠点有人店舗
札幌仙台、東京(銀座渋谷恵比寿青山)、横浜名古屋大阪梅田京都福岡天神沖縄
レゾナンス⇒全拠点会議室併設有人店舗
東京(青山新橋銀座日本橋渋谷×2恵比寿新宿秋葉原浜松町横浜

・GMOは拠点数は多いものの、会議室が使える店舗は3か所のみで、すべて対人対応はありません。料金面を重視したい方には向きますが、対面利用のシーンではやや弱めです。
 (※ただし、銀行口座開設、融資、税務署との面談など登記住所での打ち合わせが必要な場合に限り、利用できる簡易的な面談スペースの用意があります。「恵比寿、新宿、銀座、青山、六本木、秋葉原、池袋、目黒、横浜、大阪梅田」で利用可能です。)

・DMMは会議室付きは2拠点に限られますが、全拠点が有人店舗なので来客対応の安心感があります。

・レゾナンス全拠点に会議室があり、かつ有人店舗なので、打ち合わせや来客対応を重視する方には最もバランスが取れています。

レゾナンスの各店舗受付

まとめると

GMO…コストを抑えて拠点数を重視したい人向け。来客対応が少なく、会議室利用は限定的でOKな人に。

DMM…有人店舗なので、安心して来客対応や相談をしたい人向け。会議室利用は重視しない人に。

レゾナンス…会議や来客を予定している人向け。在宅やオンラインよりも対面での活動が多い人に。

拠点の所在地と物件のグレードに関して

きになるメモ

拠点の所在地と物件のグレードに関して、DMMは「築浅物件・好立地」を強みとして打ち出していますが、レゾナンスやGMOも、同様にビジネス一等地に拠点を構えています。

実際に、複数のバーチャルオフィスが同じビルに入居しているケースも少なくありません。そのため、拠点の立地や建物の質は、各社とも同レベルにあると考えて良いでしょう。
これらの点に関して3社に大きな差はないため、サービス内容や料金プランに注目して比較することが、最も最適な選び方といえます。

郵便転送と受け取り方法の比較

バーチャルオフィスを契約したあと、最も日常的に利用するのがこの『郵便転送サービス』です。
料金や使い勝手に直結するため、ランニングコスト・利便性の両面からしっかり比較しておきたい項目です。

会社によって、

・転送料金の違い
・転送頻度を自由に選べるか

通知機能の種類
・直接店舗での受け取りができるか

などいろいろと違いがありますので、それぞれの特徴を整理していきます。

スクロールできます
会社郵便転送可能プラン転送頻度通知方法写真通知150g以内
の料金
それ以上の料金来店受け取り即日転送
サービス
宅配便
書留転送
GMO・月1転送プラン 1,650円
・隔週転送プラン 2,200円
・週1転送プラン 2,750円
・月1回
・月2回
・週1回
・LINE×
(OP利用)
1,100円/月
無料・150g超4kg以内 440円
・150g超4kg以内 実費
一部店舗可
(渋谷、大阪梅田、博多)
あり
550円/回

・宅配/業者価格に準拠
・簡易書留/660円~
(速達で配送)
DMM・ベーシックプラン  2,530円・週1回~
 月1回
(間隔無料
 変更可能
)
・会員サイト
・LINE
330円・150g超〜500gまで 550円/回
・レターパックライト 550円
一部店舗可
(銀座、横浜、名古屋)
あり
440円/回

・宅配/業者価格に準拠
・簡易書留/660円~
レゾナンス・月1回転送プラン 990円
・週1回転送プラン 1,650円
・月1回
・週1回
・会員サイト
・メール
・100gまで300円
・150gまで450円
・250gまで500円
・500gまで650円
全拠点可あり
500円/回

手数料300円
+
・宅配/業者価格に準拠
・簡易書留/実費
スクロールできます
会社郵便転送可能プラン転送頻度通知方法写真通知150g以内
の料金
それ以上の料金来店受取り即日転送
サービス
宅配便
書留転送
GMO・月1転送プラン 1,650円
・隔週転送プラン 2,200円
・週1転送プラン 2,750円
・月1回
・月2回
・週1回
・LINE×
(OP利用)
1,100円/月
無料・150g超4kg以内 440円
・150g超4kg以内 実費
一部店舗
(渋谷、大阪梅田、博多)
あり
550円/回

・宅配/業者価格に準拠
・簡易書留/660円~
(速達で配送)
DMM・ベーシックプラン  2,530円・週1回~
 月1回
(間隔無料
 変更可能
)
・会員サイト
・LINE
330円・150g超〜500gまで 550円/回
・レターパックライト 550円
一部店舗
(銀座、横浜、名古屋)
あり
440円/回

・宅配/業者価格に準拠
・簡易書留/660円~
レゾナンス・月1回転送プラン 990円
・週1回転送プラン 1,650円
・月1回
・週1回
・会員サイト
・メール
・100gまで300円
・150gまで450円
・250gまで500円
・500gまで650円
全拠点可あり
500円/回

手数料300円
+
・宅配/業者価格に準拠
・簡易書留/実費

GMOはプランが細かく分かれており、月1・隔週・週1とニーズに合わせて選べます。1回の転送につき150g以内なら無料転送できる点や、それ以上の量でも料金が割安のため、コスト面の魅力がやはり高いです。ただし写真通知は有料オプションとなり、有人店舗がないため来店受け取りは限定的になるなど考慮する点もあります。

・DMMは基本料金がやや高めですが、転送間隔を自由に変更できる柔軟性があります。さらに写真付き通知が標準で利用でき、有人店舗での直接受け取りも一部拠点で可能です。

・レゾナンス郵便転送付きプランの料金が業界最安クラスで、全拠点で来店受け取りも可能。通知も写真付きが標準利用可能で、利便性は高いです。ただし若干ですが、転送料金が他2社より割高となります。

各社郵便転送通知の様子

スクロールできます
GMO(写真でお知らせオプション利用時)
DMM写真通知(無料)
レゾナンス写真通知(無料)

以上を踏まえると、郵便転送に関しては次のように整理できます。

まとめると

コスト重視で無駄なく利用したい人GMO
 細かく転送間隔を選べ、軽量な郵便物なら無料で転送できるため、細かな利便性よりも「できるだけ費用を抑えたい人」におすすめです。

利便性・柔軟性を求める人DMM
 転送タイミングを自由に変更でき、写真通知もセットで提供。さらに一部拠点での有人受け取りが可能なので「安心感や柔軟な使い勝手を優先したい人」に向いています。「季節ごとに郵便物の増減がある」などの方にもおすすめです。

来店受け取りなど現地サービスを重視する人 レゾナンス
 全拠点で会議室利用や郵便直接受け取りが可能。通知も写真付きが標準なので「実用性の高いサービスを求める人」におすすめです。月額料金は最安ですが、若干郵便転送料が割高のため、東京在住もしくは出張等で頻繁に訪れる方などに向いています。

付帯サービスの充実度の比較

バーチャルオフィスは、住所や郵便だけでなく、利用者のビジネスを後押しする付帯サービスにも違いがあります。
たとえば以下のような点が比較のポイントです。

  • ワークスペースの有無
  • 電話転送や秘書代行の有無
  • 法人登記・銀行口座開設サポートの有無
  • 起業支援や税務・労務相談の充実度  など

この章では、GMO・DMM・レゾナンスの3社を中心に、これらのサービスを整理して比較していきます。

スクロールできます
会社名GMOオフィスサポートDMMバーチャルオフィスレゾナンス
ワークスペース
有無
一部あり
(渋谷、博多)
一部あり
(名古屋)
一部あり
(渋谷駅前)
電話サービスなし
(提携サービス紹介あり)
・固定電話セット(2,200円/月)
・AI秘書自動応答電話(1,650円/月)
・電話転送(2,200円/月)
・貸し電話番号(4,400円/月)
・電話秘書代行(4,400円/月)
・共有FAX/専用FAX
その他
その他
サービス
・提携グループ銀行あり
(口座開設しやすい)
その他多数の提携サービス
・ビジネス支援オプション
その他
ビジネス支援詳細
・法人口座設立支援
・HP作成サービス(有料)
その他
ビジネス支援詳細
・起業支援アプリ有
・会員限定交流会
・プライベートロッカー(有料)
・HP作成サービス(有料)
その他
ビジネス支援詳細
登録できる屋号個人利用:屋号1つと個人名1つ
法人利用:法人名と個人名1つ
個人利用:屋号1つと個人名1つ
法人利用:法人名と個人名1つ
個人利用:屋号1つと個人名1つ
法人利用:法人名と個人名1つ
屋号の追加
(1つ追加の料金)
1,650円/月1,650円/月・月1転送プラン 990円/月
・週1転送プラン 1,650円/月
(3つまで追加可能)
会社名GMOオフィスサポートDMMバーチャルオフィスレゾナンス
スクロールできます
会社名GMOオフィスサポートDMMバーチャルオフィスレゾナンス
ワークスペース
有無
一部あり
(渋谷、博多)
一部あり
(名古屋)
一部あり
(渋谷駅前)
電話サービスなし
(提携サービス紹介あり)
・固定電話セット(2,200円/月)
・AI秘書自動応答電話(1,650円/月)
・電話転送(2,200円/月)
・貸し電話番号(4,400円/月)
・電話秘書代行(4,400円/月)
・共有FAX/専用FAX
その他
その他
サービス
・提携グループ銀行あり
(口座開設しやすい)
その他多数の提携サービス
・ビジネス支援オプション
その他
ビジネス支援詳細
・法人口座設立支援
・HP作成サービス(有料)
その他
ビジネス支援詳細
・起業支援アプリ有
・会員限定交流会
・プライベートロッカー(有料)
・HP作成サービス(有料)
その他
ビジネス支援詳細
登録できる屋号個人利用:屋号1つと個人名1つ
法人利用:法人名と個人名1つ
個人利用:屋号1つと個人名1つ
法人利用:法人名と個人名1つ
個人利用:屋号1つと個人名1つ
法人利用:法人名と個人名1つ
屋号の追加
(1つ追加の料金)
1,650円/月1,650円/月・月1転送プラン 990円/月
・週1転送プラン 1,650円/月
(3つまで追加可能)
会社名GMOオフィスサポートDMMバーチャルオフィスレゾナンス

各社ワークスペース一例

【最新】料金がここまで違う!DMM・GMO・レゾナンス徹底比較|人気バーチャルオフィスTOP3 GMO渋谷店
GMO渋谷店
【最新】料金がここまで違う!DMM・GMO・レゾナンス徹底比較|人気バーチャルオフィスTOP3 DMM名古屋店
DMM名古屋店
レゾナンス渋谷駅前店

・GMOは、電話関連のサービスは自社では提供しておらず、提携サービスを紹介するスタイルです。
一方でグループ企業との連携が強く提携銀行での口座開設がしやすい点や、多数の提携サービスが利用できるのは大きな強み。ビジネス支援オプションも豊富で、起業直後のサポート体制に安心感があります。
ワークスペースは渋谷や博多の一部店舗で利用可能です。

・DMMは、革新的な電話サービスが強みです。固定電話セットやAI秘書による自動応答が用意されており、IT企業らしいデジタル活用が特徴。AI秘書は1000円台で050電話番号が借りられるほか、応答文もカスタマイズが可能で、低コストながら実用性が高い点が評価されています。
法人口座の開設支援やHP作成サービス(有料)も提供しており、オンライン型で効率的に事業を進めたい利用者にマッチします。
ワークスペースは名古屋に併設されています。

・レゾナンスは、電話サービスのラインナップが豊富かつ、物理スペースをリアルに使えるサービスの幅広さが特徴です。電話転送・電話秘書代行・FAXなど、従来型の事業ニーズにしっかり対応。
さらに起業支援アプリ会員限定交流会など実務を支えるオプション・イベントもあり、現地活用型のスタイルに強みがあります。
ワークスペースは渋谷駅前店に併設されており、全拠点有人対応という安心感も加わります。

まとめると
  • GMO → コストを抑えつつ、提携銀行や支援サービスを活用したいスタートアップ向け。
  • DMM → 電話サービスやAI機能を駆使し、効率的にオンラインで事業を進めたい人におすすめ。
  • レゾナンス → 来客対応や電話秘書代行など、リアルなビジネス利用を重視する人に最適。

3社の契約の柔軟性を比較(契約期間・プラン変更・支払い方法・解約方法など)

実際にサービスを利用することを考えると、気になるのが「契約・支払い関連」です。

ご自身の希望やスタイルに合うか、忘れずチェックしておきましょう。

会社名GMOオフィスサポートDMMバーチャルオフィスレゾナンス
契約期間
年間契約のみ単月/半月/年間契約可能基本は年間契約
(週1転送プランのみ半年契約も可)
最低利用期間12か月なしなし
支払い方法クレジットカード払いのみクレジットカード払い
のみ
クレジットカード、銀行振込、来店時に現金またはQRコード払い(PayPay・auPay)可能
契約プラン変更変更可能
→アップグレード
随時可能(後日追加分請求)
→ダウングレード
現契約満了後に変更適用
変更可能
→アップグレード
1~7営業日
→ダウングレード
現契約満了後に変更適用
変更可能
→アップグレード
即日可能(後日追加分請求)
→ダウングレード
現契約満了後に変更適用
解約方法40日前までに問い合わせフォームより申請半月前までに会員サイト上で申請1ケ月前までに会員サイト上で申請
会社名GMOオフィスサポートDMMバーチャルオフィスレゾナンス
契約期間
年間契約のみ単月/半月/年間契約可能基本は年間契約
(週1転送プランのみ半年契約も可)
最低利用期間12か月なしなし
支払い方法クレジットカード払いのみクレジットカード払い
のみ
クレジットカード、銀行振込、来店時に現金またはQRコード払い(PayPay・auPay)可能
契約プラン
変更
変更可能
→アップグレード
随時可能(後日追加分請求)
→ダウングレード
現契約満了後に変更適用
変更可能
→アップグレード
1~7営業日
→ダウングレード
現契約満了後に変更適用
変更可能
→アップグレード
即日可能(後日追加分請求)
→ダウングレード
現契約満了後に変更適用
解約方法40日前までに問い合わせフォームより申請半月前までに会員サイト上で申請1ケ月前までに会員サイト上で申請

GMOは「年間契約のみ」で、最低利用期間も12か月と固定されています。契約体系はシンプルですが、柔軟性という点では若干制約が多めです。また解約には「40日前までの申請」が必要で、やや余裕を持って計画しなければならない点に注意が必要です。

DMMは3社の中で最も柔軟性が高いのが特徴です。契約は複数の形態から選択可能で、最低利用期間もありません。解約は「半月前まで(約15日前後)」に会員サイト上で申請すればよく、契約内容・解約手続きともに使い勝手が良い設計です。

レゾナンスは「年間契約」が基本ですが、週1転送プランに限っては半年契約も選べます。最低利用期間はなく、支払い方法が多彩(クレジットカード、銀行振込、来店時の現金やQR決済)なのも大きな特徴です。解約は「1か月前まで」の申請が必要で、これは一般的な水準となります。

きになるメモ

プラン変更については、各社ともほぼ共通しています。
3社共通点
・契約途中でも「アップグレード(上位プランへの変更・オプション追加など)/ダウングレード(下位プランへの変更)」が可能
・アップグレードの場合は追加料金が後日請求され、遅くとも1週間以内に利用開始可能
・ダウングレードの場合は差額返金はなく、次回更新日から本適用

違い(レゾナンスの特徴)
・アップグレードに限り「即日反映」が可能。他社よりスピーディーに利用開始できる

まとめると
  • GMO → 1つのプランを長く安定して使いたい方向け
  • DMM → プランや転送期間などの柔軟性が高いため、「色々試してみたい」という方に
  • レゾナンス → 銀行払いや現地でPAYPAYなどを使いたい方、変更に即時性を求める方向け

比較3社の最新動向と強化ポイント

上記の内容に合わせて、近年の「拠点の広がり方」や「機能の拡充」に目を向けると、各社の個性がより見えてきます。
そのポイントを簡単に整理しました。

GMOオフィスサポート
23年に全国6拠点を一挙にオープンした後、24~25年は都内で3店舗を追加しました。
拠点拡大のペースはやや緩やかですが、従来の弱点だった「物理スペースの不足」を補うため、24~25年にかけて渋谷・三軒茶屋・博多に会議室付きコワークスペースを併設。同時にワークスペース検索アプリ「空箱 byGMO」の提供も開始しました。
  今後も物理拠点や現地利用機能の強化に力を入れていくと考えられます。

DMMバーチャルオフィス
23〜24年に3店舗、25年には6店舗を一挙にオープンしました。
近年では札幌・仙台・沖縄など、同価格帯の他社にはない地方拠点を展開し、首都圏以外への広がりが特徴的です。さらに、IT企業ならではのAI技術を活用した独自サービスも拡充しています。
 全国展開と先進サービスの両方で他社との差別化を図り、強みを伸ばしていく見込みです。

レゾナンス
 23年と24年にそれぞれ3店舗を増設しました。25年は新規開設がなかったものの、引き続き東京近郊に特化の傾向が見られます。24年には同社初の「コワークスペース付きバーチャルオフィス(渋谷駅前店)」をオープンし、全拠点有人対応の強みを「現地利用」へも拡張しました。
 今後もリアルオフィス型サービスを強化していく見込みです。

3社の『郵便転送あり・年間費用シミュレーション』(実際どのくらい費用がかかるの?)

最後に、GMOオフィスサポート・DMMバーチャルオフィス・レゾナンスの3社について、『月1転送』『週1転送』それぞれのケースで年間費用をシミュレーションしてみます。

ここまで見てきたサービス料や郵便転送料を合わせると一体どのくらいの費用になるのか、具体的に見てみましょう。

試算の前提
・「150g以内の郵便(一般的な封書で2~4通程度)」を通常転送(宅配・書留・即日転送は不使用)
・写真通知などのオプションは不使用
初期費用は表記どおり加算(レゾナンスは「約5,500円+デポジット1,000円=6,500円」で計上)
※各種キャンペーンなどは含まない通常料金で行います

月1転送プランの場合(郵便転送:年12回・郵便物150g以下/回)

スクロールできます
  • 月額:1,650円 × 12 = 19,800円
  • 転送手数料(150g以内):0円/回 × 12 = 0円
  • 初期費用:0円
  • 合計:19,800円/初年度
  • 月額:2,530円 × 12 = 30,360円
  • 転送手数料(150g以内):330円/回 × 12 = 3,960円
  • 初期費用:5,500円
  • 合計:30,360 + 3,960 + 5,500 = 39,820円/初年度
  • 月額:990円 × 12 = 11,880円
  • 転送手数料(150g以内):450円/回 × 12 = 5,400円
  • 初期費用:6,500円(約5,500円+デポジット1,000円)
  • 合計:11,880 + 5,400 + 6,500 = 23,780円/初年度

月1転送」で150g以内の郵便の場合 → 転送手数料が無料のGMO(19,800円)が最安。レゾナンスも比較的安価となっています。DMMは月1転送だと月額利用料の高さが影響し、GMOの倍近い金額となります。

週1転送プランの場合(郵便転送:年52回・郵便物150g以下/回)

スクロールできます
  • 月額:2,750円 × 12 = 33,000円
  • 転送手数料(150g以内):0円/回 × 52 = 0円
  • 初期費用:0円
  • 合計:33,000円/初年度
  • 月額:2,530円 × 12 = 30,360円
  • 転送手数料(150g以内):330円/回 × 52 = 17,160円
  • 初期費用:5,500円
  • 合計:30,360 + 17,160 + 5,500 = 53,020円/初年度
  • 月額:1,650円 × 12 = 19,800円
  • 転送手数料(150g以内):450円/回 × 52 = 23,400円
  • 初期費用:6,500円
  • 合計:19,800 + 23,400 + 6,500 = 49,700円/初年度

週1転送」で150g以内の郵便の場合週1転送でもやはり転送手数料無料のGMOが頭一つ抜け出てリーズナブルな利用料となっています。また月1転送ではお得感があったレゾナンスですが、週1になると割高の転送料が響いてくる印象です。そのためDMMの割高感が若干緩和されています。

せっかくなので、郵便物が倍量の300gになった場合の試算も出してみます。
GMOの「150g転送無料」が効かない場合です。

月1転送プランの場合(郵便転送:年12回・郵便物300g/回)

スクロールできます
  • 月額:1,650円 × 12 = 19,800円
  • 転送手数料(150g超4kg以内):440円 × 12 = 5,280円
  • 初期費用:0円
  • 合計:25,080円/初年度
  • 月額:2,530円 × 12 = 30,360円
  • 転送手数料(150g超〜500gまで):550円 × 12 = 6,600円
  • 初期費用:5,500円
  • 合計:42,460円/初年度
  • 月額:990円 × 12 = 11,880円
  • 転送手数料(251g~500gまで650円):650円 × 12 = 7,800円
  • 初期費用:6,500円
  • 合計:26,180円/初年度

月1転送」で300gの郵便の場合 → GMO(25,080円)とレゾナンス(26,180円)はほぼ拮抗、DMMは42,460円と割高です。

週1転送プランの場合(郵便転送:年52回・郵便物300g/回)

スクロールできます
  • 月額:2,750円 × 12 = 33,000円
  • 転送手数料(300g → 440円/回):440円 × 52 = 22,880円
  • 初期費用:0円
  • 合計:55,880円/初年度
  • 月額:2,530円 × 12 = 30,360円
  • 転送手数料(300g → 550円/回):550円 × 52 = 28,600円
  • 初期費用:5,500円
  • 合計:64,460円/初年度
  • 月額:1,650円 × 12 = 19,800円
  • 転送手数料(251g~500gまで650円):650円 × 52 = 33,800円
  • 初期費用:6,500円
  • 合計:60,100円/初年度

週1転送」で300gの郵便の場合 → GMOが最安(55,880円)、次いでレゾナンス(60,100円)、DMMは最も高い(64,460円)となります。GMOは通常の転送料金も割安のため、どのパターンにおいても最安をキープしました。

まとめると

月1転送の場合(転送:年12回)

会社郵便150g以内郵便300gの場合
GMO19,800円25,080円
DMM39,820円42,460円
レゾナンス 23,780円26,180円

週1転送プランの場合(郵便転送:年52回

会社郵便150g以内郵便300gの場合
GMO33,000円55,880円
DMM53,020円64,460円
レゾナンス 49,700円60,100円


すべての試算においてGMOが最安となり、とくに郵便物が少量転送頻度も少ない場合には、よりコストメリットが大きくなる結果となりました。
一方で、郵便が300g程度まとまって届くケースでは転送手数料が加算されるため、GMOとレゾナンスの料金差は小さくなります
DMMはやや高めで、年間では4万円前後から、週1回転送にすると6万円を超えるケースもありました(転送カスタマイズを利用しない場合)。

今回の比較はあくまで一定条件下での試算であり、料金の傾向をつかむ参考にしていただければと思います。
実際には「毎週必ず郵便が届く」というケースはむしろ少なく、利用状況によっては各社ともより安価に使える可能性もあります。
郵便転送費用だけでなく、オプションの有無・会議室利用・契約やシステムの柔軟さなども総合的に見て検討することが大切です。

たとえば電話機能を追加する場合、DMMのAI秘書自動応答(月1,650円)は、レゾナンスの電話転送(月2,200円)よりも割安で番号を取得できるため、年間コストのバランスはまた変わってきます。

【最新】料金がここまで違う!DMM・GMO・レゾナンス徹底比較|人気バーチャルオフィスTOP3

DMM・GMO・レゾナンス徹底比較|人気バーチャルオフィス3社のサービス・料金と口コミ まとめ

ここまで、GMOオフィスサポート・DMMバーチャルオフィス・レゾナンスの料金や様々なサービス内容、郵便転送方法、最新動向までを比較してきました。

それぞれの強みや特徴を整理すると「どんな人に合うのか」は以下のとおりです。

結局どんな人にどの会社が向いている?

GMOオフィスサポート…大手企業の安心感とサポート力を重視しつつも、ランニングコストの削減を最優先したい人。また法人口座開設への不安がある人にもおすすめです。現地利用サービスも拡充中ではありますが、今のところ物理的なスペースを重視せず、安定して長期利用をしたい人に向いています。

DMMバーチャルオフィスITサービスを駆使してビジネスを効率化・活性化させたい人。また、契約やサービスの柔軟性を求める人に向いています。会議室など物理スペースは多くありませんが、有人店舗であり、住所や物件の質が良く一般公開されていないため、自身のブランド力を上げつつ「住所がバーチャルオフィスだと気付かれにくい」というメリットを活かしたい方にもおすすめです。

レゾナンス…東京都内の一等地・好物件を業界最安クラスの料金で利用できる圧倒的なコスパの良さ。さらに全店舗で有人対応があり、会議室も利用できるため、コストを抑えつつも信頼感を演出したい人や、リアルな打ち合わせ環境も確保したい人に最適です。住所・料金・サービスのバランスを重視するなら、もっとも「総合力が高い」選択肢と言えるでしょう。

この記事を参考に、ご自身の事業に合ったバーチャルオフィスをぜひ見つけてみてくださいね。

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