京都朱雀スタジオのサービス詳細と口コミ・評判【本当の所を聞いてみた】

「京都朱雀スタジオ」のプランやサービス詳細、また実際の口コミや評判、不安点などをしっかり確認のうえ、詳しくご紹介しています！サービス紹介は前半に、口コミは後半にまとめていますのでぜひ参考になさってくださいね 

京都朱雀スタジオの特徴

業界最安級の低価格で京都の住所が借りられるバーチャルオフィス！

京都の非営利団体「一般社団法人和文化推進協会」が運営する京都朱雀スタジオ。
日本を拠点に活動する作家や起業家の支援活動、また京都の地域活性(移住支援)などを目的として2018年に創立され、非営利団体のため非常に安価な価格設定となっているのが特徴です。

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京都朱雀スタジオのプラン内容

京都朱雀スタジオの提供プランを分かりやすくまとめてご紹介します。

提供プラン詳細【全3プラン+1】

京都朱雀スタジオのプランはまず大きく分けて「3プラン」あります。

違いはシンプルに「利用者の形態」で、「①個人名での利用」「②屋号(ショップ名)での利用」「③法人名での利用」という3区分となります。(下記の表参照)
月額500円で利用できるのは①の「個人名利用」で契約するプランです。
たとえば「特に自身のブランドを持たないネットショップ運営用の住所表示」など、個人名表示に限っての利用が可能です。

運営母体は非営利団体ですので、利用料の500円は「月額料金」ではなく、「和文化推進協会のひと月分の会員費(=年会費6,000円の12か月割)」という名目となります。混乱しやすい部分なのでご注意を )

②屋号(ショップ名)や③法人名を利用したい(法人登記を行いたい)場合は、はじめの個人名利用プラン(会員費500円/月)をベースに、それぞれプランの追加を行うといったシステムになっています。↓

プラン名	金額(税別)(会員費)	内容
①名称なし(個人名利用)	500円/月(=会員費) ←ベース	個人名での契約。住所貸出、郵便・電話転送可能など
②平安きりんプラン	480円/月+(会員費500円)➡980円/月	個人名+屋号での契約。住所貸出、郵便・電話転送、表札に屋号表示など
③朱雀なえもんプラン	500円/月+(会員費500円)➡1,000円/月	個人名+法人名での契約。住所貸出、郵便・電話転送、法人登記可能など

プラン名	金額(税別)(会員費)	内容
①名称なし(個人名利用)	500円/月(=会員費) ←ベース	個人名での契約。住所貸出、郵便・電話転送可能など
②平安きりんプラン	480円/月+(会員費500円)➡980円/月	個人名+屋号での契約。住所貸出、郵便・電話転送、表札に屋号表示など
③朱雀なえもんプラン	500円/月+(会員費500円)➡1,000円/月	個人名+法人名での契約。住所貸出、郵便・電話転送、法人登記可能など

どのプランも内容はほぼ同じで、

・住所レンタル(京都1拠点)
・郵便転送：週1回
・電話の録音データ(伝言)転送
(郵便、電話ともにLINE宛てに通知有り)

が基本的なサービス内容となります。
法人利用の「③朱雀なえもんプラン」では、上記に加えて法人登記や法人口座の開設などが可能となります。

 個人名利用プランの他社比較表

さらに+１プラン「士業支援プラン」の詳細

③朱雀なえもんプランを利用し法人登記をされる方で、

・新規に法人設立される方/既存の法人の本店所在地を京都朱雀スタジオに移転される方
・年1回以上、同協会登録の士業会員の経営支援*を受ける方

に限って、「朱雀なえもんプラン」の利用料は無料となり「士業支援プラン」を契約することができます。(料金の変更のみでサービス内容は変わりません。)
※「経営支援」の一例でいうと、「決算の際に税理士に依頼」「補助金の申請や契約書作成の際に行政書士に依頼」などです。更なる支援例や詳細は規約をご確認ください。
京都という土地や協会をさらに活性化するという意味で行われているサービスです。該当する方は費用がお安くなる機会ですのでぜひご活用ください。

入会金などの初期費用について

上記の「会員費(年会費)」以外に、入会金や保証金など初めにかかるお金はありません。
初期費用無料なのは助かりますね。

利用可能住所と物件について

利用可能住所は京都に1拠点で、元々コワークスペースが運営されている物件となります。

 提供住所
「〒600-8846 京都府京都市下京区朱雀宝蔵町44 協栄ビル 2階 京都朱雀スタジオ +［個別番号(利用者ごとの識別番号)］」

京都朱雀スタジオの郵便転送【LINE通知有り/500円+送料実費】

 京都朱雀スタジオの郵便転送は週1回行われ、1回の転送ごとに手数料500円(税別)と送料の実費分(レターパック等使用)がかかるというシステムになっています。
郵便物が到着するとLINEで通知が送られてきますので、不要なものはそちらで廃棄指示が可能です(無料)。

 宅配便も受取・転送が可能ですが、転送には上記に加えて更に500円~の手数料が必要となります。(サイズと重さにより料金変動)。

転送ペースはこまめで有難いですし廃棄指示も可能ですが、とはいえ転送費用が他社よりかなり割高となるため、「郵便物がほぼ届かない方」におすすめという印象です。

電話転送(録音伝言転送)の詳細

京都朱雀スタジオでは会員全員に共通の電話番号が用意されており、そちらに着信があると自動音声が案内を行なって要件を録音。その後録音されたデータがLINEに音声データとして送られるというしくみになっています。
個人利用の場合だと、月500円という破格のお値段で電話番号まで借りられるため大変助かるサービスです。

ただし、着電の際の自動音声は「和文化推進協会です」から始まり、「当協会の会員様宛のお問い合わせは…」と進むため、電話口の方(顧客など)が混乱してしまう恐れもあります。電話サービスの利用をお考えの方は、その旨を事前に明記しておくなどの対策が必要だと思います。
そういった点が問題ないか事前に確認しておきましょう。

京都朱雀スタジオの申込みや支払い、解約方法に関して

申込みの流れとお支払い方法

申込みは公式サイト上の申し込みフォーム 「会員登録をする」より行います。
申込み後、協会からの完了メール通知の日をもって会員登録日(契約成立)となります。

申込みの詳しい流れは、「WEBより会員登録→決済→LINE登録→本人確認書類画像の提出（申込者の整合を確認）→アンケート回答（会員の状況や利用目的の確認）→eKYC(WEB上での本人確認)→契約成立→サービス利用開始」となります。

費用は基本的に1年分の前納で、クレジットカードもしくは銀行振り込みとなります。
※中途解約による返金はありません。
割引キャンペーンなどを利用される際は、後日割引分が還元されます。

解約方法

公式ページの「お問い合わせ」から解約を選択して必要事項を入力し送信します。
※電話での解約は受け付けていませんのでご注意ください。

また、締め日を過ぎて解約申請をすると継続の利用料(会員費)がかかる場合がありますので、期日は事前にしっかりチェックしておきましょう。
解約申請後は協会から確認メールが届き、解約日などの記載がありますのでそちらも併せて確認しておきます。解約日をもって契約終了となりますので、以降の住所利用はお気をつけください。

 注意点 …会員規約の第7条「会員の有効期間」によると、「会員の有効期間には定めがない」とされており、有料サービスの解約は協会脱退を意味しない、つまりサービスを解約しても「無料会員として在籍し続ける」とされています。解約だけでなく「退会」自体をご希望の場合は協会に申請のうえ所定のお手続きを行なってください。

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京都朱雀スタジオの口コミや評判って？

京都朱雀スタジオの口コミや評判について、ネット上の意見をじっくり調べてみました。

京都朱雀スタジオの口コミや評判は良し悪しが大きく分かれている

　
結論から申しますと、ネット上では「お安くてとても便利！」という方と、「問題があるのではないか」と考える方で「良し悪しが両極端に分かれている」という印象でした。

●否定的な意見

問題となっていたのは以下の3点で、

このような意見がありました。
※以下SNS(X旧Twitter)より引用

確かにバーチャルオフィス利用の際のランニングコストの代表である「郵便転送費用」に関しては、前述したとおり割高となっており来店受け取りもできないため、どのプランも「郵便が届かない/郵便を重視しない(破棄できる)」もしくは「金銭面は問題なくとにかく京都の住所が借りたい」方向けのプランであると言えます。
余分な費用をかけたくない方は特に、この部分はまず一番初めに検討しておく必要があります。

法人口座開設に関しては、協会からの回答として以下の具体的な実績が提示されています。(公式HPより)
京都の各銀行担当者ともお話ができるようで、法人口座の開設に関しては銀行にもよりますがよほどのことがない限り難しくないとのことです。

不穏な噂について直接聞いてみた

不安になるのは「①個人情報をデータベース化されてしまった？」「②良くない商売を奨励している？」などの口コミです。
これらに関して、ネット上にある記事やSNSから状況を整理すると、①は「ネットショップのBASEやSTORESに掲載されているハンドメイド作家の住所氏名をデータベース化し公開」②は「運営が作成・提供しているコンテンツが脱税などを奨励しているのではないか」といったお話でした。

この点について直接協会に確認してみたところ、①に関しては元々和文化推進協会の運営理念の主軸が「作家や起業家の応援や支援」であり、ハンドメイドのチャンネルや様々なジャンルのオンラインスクールも運営していることなどから、「作家様の集客やPRへの貢献を目的として、すでにネット上(ストア)に公開されているネットショップ情報を整理してデータベース化・検索可能にした」とのことでした。
また、そこに悪意等は全くなく、あくまでも公開されている情報をまとめただけであったが、思わぬ事実誤認が広まってしまったため現在は「データベースへの情報追加停止、内容の公開制限」を行い、内部の人間のみアクセスできる状態にしている、とのことです。

②に関しても同様に、オンラインスクール運営や個人の起業支援を行なっている関係上、ビジネスをより安全に・無駄なく行うためのコンテンツは沢山提供しているが、インターネット上に書かれているような悪意を持った運営や違法行為は決して行なっていない、とのことです。

確かに和文化推進協会は京都府や京都市など公的機関とも連携し、財政赤字０円目標を掲げた施策(各種キャンペーン)や京都への移住を誘致するプロジェクトなども推進しており、社会的な使命感が強い組織である印象です。
京都の職人や作家などへのインタビューや情報発信も2021年から継続的に続けており、またオンラインスクール上では多くの講師がその理念に賛同して多数のコンテンツを提供していることからみても、「ネット上で言われているほどの酷い問題はない」ように感じました。

●実際の利用者と好意的な意見

実際、好意的な意見を持ちつつ便利にサービスを利用している方は多いようです。
SNS上には「プロカメラマン、youtuber、IT系フリーランサー、起業家、物販系副業・アフィリエイター」など様々な方の利用が確認できました。

◆利用者一例

わざわざネット上に利用を報告しない方も多いため、ネガティブな意見もありますが利用者はかなり多くなることが予想されます。

京都朱雀スタジオの利用に向く人・向かない人

入会費などの初期費用が全くかからず、格安で様々なサービスを利用できる「京都朱雀スタジオ」。
プラン詳細や上記の口コミなど、様々な情報をまとめて考えると以下のように整理されます。

京都朱雀スタジオのプラン詳細や口コミ・評判まとめ

和文化推進協会が運営する「京都朱雀スタジオ」のサービス内容や評判を詳しくみてきました。

記事を読んでどのように受け取られるかはそれぞれだと思いますが、個人的にはメリットデメリットをしっかり踏まえたうえで利用すれば非常に便利でお得なサービス内容だと思います。
「500円で住所が借りられ、万が一の際の郵便・宅配転送と、電話番号まで利用できるサービス」は他になかなかありません。ぜひご自身のご利用目的としっかり照らし合わせてご検討ください。
今回の記事の内容が少しでもお役に立てれば幸いです。

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