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[リフォームにも最適] Reform

屋根の「いろは」

一口に「屋根リフォーム」と言ってもいろいろあります。ここではお施主様にぜひ知っておいていただきたい「いろは」をご教授致します。屋根の知識を少しでも知っていただけるとリフォーム交渉の際にも有利ですよ。

主な屋根の形状


屋根の部位名称(全国各地で呼び名が異なりますが一般的名称で表示します)

屋根勾配

屋根の傾斜の度合いを「寸」で表現します。
各屋根材毎の最低勾配を下回る場合は防水上の観点から施工はできません。
代表的な屋根材の最低勾配は下記の通りですが、正確には各社の製品仕様をご確認ください。
  工法 最低勾配 備考
板金屋根 縦葺き 0.5寸 -
横葺き 2.5寸 -
コンクリート瓦 - 2.5寸 モニエル瓦センチュリオン
彩色スレート板 - 3.0寸 -
コンクリート瓦 - 3.0寸 モニエル瓦ホームステッド
アスファルトシングル - 3.5寸 -
セメント瓦 - 4.0寸 厚形スレート(★1)
陶器瓦 - 4.0寸 (★1)
(★1)は製造メーカーにより多種多様であり、更に低い勾配から施工できる屋根材もあります。
逆にヨーロッパの屋根のように「急勾配」の屋根もインパクトがあり素敵です。しかしながら屋根上に足場を組まないと職人さんが施工できませんので、施工効率が非常に悪くなってきます。その分、工賃が高くなってきます。
一般的に屋根業界では5寸を超えると「急勾配割増価格」が適用されます。

自宅の屋根面積はどのくらい?

非常に簡易的な計算方法ですが、参考にしてください。
自宅の建て坪が図面でわかるようであれば、坪数×1.3倍が大まかな屋根面積です。
軒先が壁面より1m以上出ていたり、急勾配の場合はもう少し多めに掛けてください。
この場合、屋根形状が切妻であろうと寄棟であろうと面積は変わりません。

図面が無いなど不明な場合は壁の長さからも算出できます。例えば東面と南面、あるいは北面と西面など隣接する2面の長さをそれぞれ掛けて長方形の面積を算出し、その数値に上記の1.3〜1.4倍を掛ければ屋根面積はわかります。

よく、「自宅の屋根リフォーム費用はどのくらい?」というお問合せをいただきますが、この屋根面積がわからないと総額でどの程度費用がかかるのか算出することはできません。屋根形状とおおまかな屋根面積がわかればどこの建築業者様、リフォーム業者様、屋根工事店様などにお問合せをされても具体的な話が電話かメールで済ませられる事も多く、非常に便利です。

屋根リフォームのいろいろ

屋根リフォームにもいろいろな方法があります。ここでは代表的な屋根材別にその方法、良い点と注意点をご案内致します。
既存屋根材が彩色スレート板、アスファルトシングルなどの一枚の厚みが非常に薄い屋根材の場合
塗装 良い点
  • 色が自由に選べる
  • コストが安い
  • 工期が短い
注意点
  • 既存の表面塗装を高圧洗浄する際に水圧で割れる事がある
    または、職人さんによる踏み割れの恐れもある
    この場合には屋根材の取り換えが必要(シーリングの場合はあくまでも一時的な対処方法であり、長期間では防水上の問題点あり)
  • 使用塗料にもよるが、数年後には再塗装が必要
  • 彩色スレート板の再々塗装は塗膜の密着度に難点があるため、一般的には塗装ではなく軽量屋根材をカバー工法するか、葺き替える事が望ましい。
  • 高圧洗浄した後は十分な乾燥期間(一般的には1日程度)が必要であり、雨が予想される時期には不適切(十分に乾燥していない上程で塗装を実施すると塗料の持つ耐候性や密着性に影響が出て、塗装後すぐに剥がれる可能性もある)
葺き替え 良い点
  • 一旦屋根材を剥がすので下地の傷み具合もチェックできる
  • 新規屋根材の持つ本来の耐用年数が期待可能
  • 違ったイメージの屋根材を選択可能
注意点
  • 葺き替え中の急な降雨による雨漏り発生の危険性あり
  • 重量屋根材は構造上の問題で選択できない
  • 彩色スレート板の場合は【アスベスト】問題に注意
  • 既存屋根材の剥がし手間及び廃棄物処理にコストがかかる
  • 産廃は環境問題につながる
  • 工期が長い
カバー工法
(かぶせ葺き)
注:カバー工法ができる屋根材は軽量の金属屋根材にほぼ限定されます
良い点
  • 工期が短い
  • 工事中の雨漏りのリスクが少ない
  • 既存屋根材を「下葺材」としても活用可能(二重の防水)
  • 産廃問題は無し
  • 新規屋根材の持つ本来の耐用年数が期待可能
  • 違ったイメージの屋根材を選択可能
注意点
  • 重量屋根材は構造上の問題で選択できない
既存屋根材がセメント瓦・陶器瓦などの重量屋根材、または、高低差のある波型軽量屋根材の場合
セメント瓦の場合
塗装 良い点
  • 色が自由に選べる
  • コストが安い
  • 工期が短い
注意点
  • 既存の表面塗装を高圧洗浄する際に水圧で割れる事がある
    または、職人さんによる踏み割れの恐れもある
    この場合には屋根材の取り換えが必要(シーリングの場合はあくまでも一時的な対処方法であり、長期間では防水上の問題点あり)
  • 使用塗料にもよるが、数年後には再塗装が必要
  • 高圧洗浄した後は十分な乾燥期間(一般的には1日程度)が必要であり
  • 雨が予想される時期には不適切(十分に乾燥していない上程で塗装を実施すると塗料の持つ耐候性や密着性に影響が出て、塗装後すぐに剥がれる可能性もある
  • 一部のコンクリート系屋根材の場合は表面がぜい弱なため使用できる塗料が限定される
葺き替え 良い点
  • 一旦屋根材を剥がすので下地の傷み具合もチェックできる
  • 新規屋根材の持つ本来の耐用年数が期待可能
  • 違ったイメージの屋根材を選択可能(重い屋根材も含めて)
注意点
  • 葺き替え中の急な降雨による雨漏り発生の危険性あり
  • 既存屋根材の剥がし手間及び廃棄物処理にコストがかかる
  • 産廃は環境問題につながる
  • 工期が長い
陶器瓦の場合
塗装 -
  • 本来陶器瓦は色の耐候性が非常に良いので塗装する必要はありません
葺き替え 良い点
  • 一旦屋根材を剥がすので下地の傷み具合もチェックできる
  • 新規屋根材の持つ本来の耐用年数が期待可能
  • 違ったイメージの屋根材を選択可能(重い屋根材も含めて)
注意点
  • 葺き替え中の急な降雨による雨漏り発生の危険性あり
  • 既存屋根材の剥がし手間及び廃棄物処理にコストがかかる
  • 産廃は環境問題につながる
  • 工期が長い

リフォーム用屋根材に求められるもの

それではどのような屋根材がリフォームに適しているのでしょうか?
既存屋根材が彩色スレート板、アスファルトシングルなどの一枚の厚みが非常に薄い屋根材の場合
躯体構造に影響を与えない軽い屋根材
  • 金属屋根材
  • 彩色スレート板
  • アスファルトシングル
既存屋根材がセメント瓦・陶器瓦などの重量屋根材、または、高低差のある波型軽量屋根材の場合
全ての屋根材から選択できますが、耐震の観点から軽い屋根材がお勧めです。

メトロタイルはカバー工法にも、葺き替えにも適しています。
耐風性能、防水性能、遮音、遮熱、塩害、火山、雹(ひょう)やあられなどの衝撃性能、メンテナンス、コストなど高い総合評価が自慢です。
しかも、30年の製品保証、10年の美観保証もついておりますので安心してご採用いただけます。

メトロタイルのカバー工法(彩色スレート板→メトロスレートの場合)

手順
  1. 実際に施工業者様が屋根に上り現地調査を行い現在の状況確認と正確な屋根面積、寸法、納まり状況などをチェックします。
    • 既存屋根材の雨漏りの経歴調査
    • 野地板及び木下地などの劣化状況、腐朽状況の確認
    • 下地材補強の必要性
    • 屋根と壁の取り合い部の状況確認
    • 屋根上設置物(アンテナ、温水器、室外機、ベランダなど)の有無
    • 軒先と樋との位置関係
    • その他特殊納まり(天窓・谷など)の有無
  2. その後現場状況のご説明〜お見積書提出〜契約となります。
    • 既存屋根材の下地確認の結果、雨漏りや結露による下地材の補強が必要と判断された場合は構造用合板12mm以上の使用を推奨します
    • 使用する材料、施工方法、仕上がりなどを予めオーナー様にご説明し、理解していただく事でスムーズな屋根リフォームを実施します。
  3. 工事中の安全確保のためにリフォーム業者様若しくは屋根業者様による足場の設置
  4. 屋根上設置物(アンテナ、温水器、室外機、ベランダなど)の一時撤去
  5. 既存屋根材の棟板金、雪止め金具など不要物の撤去
  6. 屋根面清掃(埃・ゴミ・苔などの除去目的)
  7. 下葺材施工
    • 下葺材はJIS A 6005(アスファルトルーフィングフェルト)に適合するアスファルトルーフィング940以上または改質アスファルトルーフィングを推奨します。詳しくは施工業者様にお尋ねください。
  8. メトロタイル施工
    • 軒先水切、ケラバ水切などの端部役物の施工
    • 本体パネルの施工
    • 棟・壁際部役物の施工
    • 施工中にキズが入った箇所には専用の補修キットで表面の石粒を塗布
  9. 一時撤去した屋根上設置物(アンテナ、温水器、室外機、ベランダなど)の復旧
  10. 屋根面及び作業範囲の清掃
  11. オーナー様ご確認の上お引渡し