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New Zealand よもやま話

Metrotile New Zealand (メトロタイル本社)訪問記

メトロタイルの本社に行ってきました
 メトロタイルのニュージーランド本社は北島最大の経済都市オークランドの南約30kmの郊外に位置します。砂跌の海岸まで車で約1時間、製鉄所まで約40分、天然石鉱山まで約1時間という非常に恵まれた立地条件にあります。
 正門から入るとすぐに左下の写真のようにMetrotileのロゴとメトロタイル葺きの屋根が見えてきます。建物の右手に本社機能やセールスオフィスを配置。色とりどりのメトロタイルが葺かれている屋根の下あたりはミーティングルームと品質検査室。奥の建物から左側が製造ラインという非常にコンパクトな設計です。昨今の販売増加に対応するため年内には拡張工事に入る予定との事。既に杭打ちされています。
 工場作業員の人達も皆気軽に挨拶をしてくれて、温かいおもてなしに思わず心が緩みます。
本社・工場 
本社・工場 
左側建物は機械整備・在庫置き場・デリバリー
左側建物は機械整備・在庫置き場・デリバリー
メトロタイルの製造工程
 工場の中は写真撮影禁止ですので残念ながら掲載できません。代わりに製造工程を順に記載します。
@ 製鉄所から搬入されたジンカリウム鋼板コイルを本体パネルや役物寸法に合わせて裁断(以下本体パネルの場合で記載)
A プレス成形機で各プロファイル(形状)別に成形
B 別コンベヤに挿入され、成形された本体パネル表面に鋼板と天然石粒を密着させる樹脂(接着剤)を塗布
C 塗布後すぐに天然石粒を吹き付け(グラデーションをかける場合は二度吹き付け)
D 余分な天然石粒を風圧で吹き飛ばし専用のラックへ(吹き飛ばされた天然石粒は再利用)
E ラックのままオーブン(焼き付け)室へ
F 一定の時間を経て製品完成
G 出荷用パレットに積載し、専用保管倉庫へ
メトロタイルの品質検査
 製品化されたメトロタイルは『品質検査室』にも定期的に運ばれ、写真のように天然石粒の密着性について過酷な試験をします。「いじめ試験」とでもいいましょうか、通常の施工や一般的条件下では考えられないような圧力をかけて密着性能を測定したり、鋭利な工具で天然石を剥ぎ取る試験を行ったり、サンシャインウェザーメーター試験を行って、各々データを取ります。得られた結果に基づいて鋼板と天然石粒とを接着するためにより耐候性の良い「樹脂」「接着剤」や、いわゆる「相性」などの開発もこの品質検査室で行われています。
 このような過酷な試験に裏付けられ、合格した製品が日本市場に輸入されますので安心してご採用ください。
 こうして製品化された「メトロタイル」は日本以外にも世界各国(現在約80ヶ国)に輸出されています。
摩耗試験
摩耗試験
密着性試験
密着性試験
左はCameron Ross社長
左はCameron Ross社長